速読と記憶の関係について。

速読 は、本を速く読むための技術です。速読ができるからといって、読んだ本の内容を、全て記憶できるわけではありません。

速読というと、短時間で本の内容を記憶できるというイメージがありますが、それはちょっと違います。

確かにほとんどの内容を覚えている凄い人はいます。まるで写真を見るかのように本を読むことができる人です。

しかし全ての人ができるわけではありません。読んだ本の内容を、どの程度覚えているかは、個人差があります。

極端な例では、ある特定の分野で天才的な能力を発揮する、サヴァン(サバン)症候群の人の中には、これまでに読んだ本の内容を、全て記憶している人物がいます。

サヴァンには、賢者という意味があるそうです。

実際に、そのような能力を持つ人が存在している事実があるので、人間の能力の可能性としては、できるのかもしれません。

しかしほとんどの人は、記憶できません。

では、速読を習得すると、どれくらい記憶できるのでしょうか?

それは、あなたが時間をかけて本を読んだ時と、同じくらいだと考えたほうがよいと思います。

例えば、あなたが普通に2時間かけて、本を読んだとします。

あなたは最初のほうに書かれていた内容を覚えていますか?
または全ての内容を覚えていますか?

たぶん覚えていないと思います。

でも本の大まかな内容なら、きっと話せるでしょう。そして、ページを見ると、忘れていた内容を思い出せるのではないでしょうか。

速度もまったく同じです。

ということは、「速読って速く読めるだけ?」と思うかも知れません。

半分正解ですが、実は速読には、読書スピード以外にもメリットがあります。

人間は読んだ本の内容を、時間が経過するほど忘れてしまいます。

あなたが普通の読書スピードで、1日30分で4日間かけて、本を読んだとします。おそらく1日目の内容は、ほとんど忘れていると思います。

でも5倍の速読ができ、30分以下で1冊読めるとしたらどうでしょうか?
30分以内のことなら、覚えている確率は、グッと高くなります。

また短い時間で本を読めるため、同じ時間を使えば、繰り返し読むことができます。すると記憶できる範囲が広くなります。内容もより深く理解できます。

そして速読している状態の時は、集中しているので、普段より多く記憶できる可能性もあります。(個人差があります)

以上のように、速読は読んだ本の内容を全て記憶できる、スーパーマンのような技術ではありませんが、様々なメリットが積み重なることで、結果として多く記憶できる可能性はあると言えます。

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